映画 青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない を見た

TVシリーズを見て良かったので劇場版は見ようと決めてたのですが。とにかく上映館の数が少ないので普段は行くことないTOHOシネマズなんばまで足をはこびました。3日目の月曜日のレイトショーに行きましたが平日のレイトショーで7,8割座席が埋まるのは健闘してますね。上映館が少ないのも理由の一つでしょうが。客層は男女比率で8:2くらい年齢は若者とおっさんで3:7くらいでしょうか。意外と深夜アニメの実態を表しているような気がします。さて物語はTVシリーズの流れを引き継ぎ大変良いものとなっておりました。この物語を通して優しさが一つのテーマになっていてそれで単純にハッピーエンドがあるわけではなく解決にはそれゆえの別れや諦めが有るという味わい深い展開が有ります。映画版はその中でも葛藤が多く厳しい選択を各自せまられる中で三人三様の優しさが奇跡を起こすという内容だったように思います。という感じで良かったと思いますが原作がかなりのテキスト量のようで途中でよくわからくなる部分が2,3点あってそこで思考が入って物語への没入感がそがれたことが有りました。あとでネットの掲示板などをみると原作既読じゃないと分かりづらい描写が数か所あるようです。まあ尺の都合でしようがないと思います。良作とは思いますのでTVシリーズを見て楽しめた方には大おすすめです。