映画 ホテル・ムンバイ を見た

久しぶりの更新となりました。

本日、映画 ホテルムンバイを見てきました。今年見た映画の中では上位に入る出来でした。内容はホテルでのテロ事件の推移ですが実話ベースだけになんのカタルシスもない展開です。ダイ・ハードのマクレーンでも出てきて欲しい、誰かがテロリストに一矢報いて欲しいと思いながら見ていましたがそれもなく虚しい気持ちになりましたがそれこそがこの映画の評価できる部分ではないかと思います。テロがただ人命を損耗するだけのものでなにかが変わるわけでもなんのためにもならないという現実を表現できていたと思います。実行犯にしてもイスラム教の大義という名分らしきものはあるものの実際は貧しさと無知の産物でテロを実行することで何になるわけでもなく、指示する上部組織にも実際的なメリットなど有りようもないと思います。映像でテロの実態を見ることで無意味さを痛感できたように思います。また脚本も丁寧でした。